第一回 八体質医学中級講習会

第1回八体質医学中級講習会

<プレ講義>
実習前の八体質の鍼治療に関する総論

 【日程】

 8/7(木)〜8/16(土) 

1時間〜1.5時間程度の録画を配信

 ※実技実習1日目(8/17)までの間の予習用。

 

 

<実技実習> 

  実技実習では、鍼・パッチ・手指による手技療法などの実習を3回に分けておこないます。

【日程】

1日目: 8/17(日) 11:00~16:00  
2日目:10/19(日) 11:00~16:00  

3日目:2026年3月(日)予定 11:00~16:00  

※終了時間は延びる可能性があります。

【会場】 ROOMS神田店第1会議室(10月・3月は会場変更する可能性があります)

 


<講 義>
オンラインによる講義 :9:3011:30(15分程度の休憩挿む)
【日程】

9月からの第2日曜日に開催の予定(※91月のみ第3日曜日)

    921() ②119() ③1214()118() ⑤28() 

 ※オンライン講義当日に参加できない方には録画を配信します。

 

 <講習費>

25万円 (鍼治療を診療や施術に利用可能な医師・鍼灸師)

20万円 (鍼治療を診療や施術に利用可能な医師・鍼灸師以外)

 8月6日()までにお支払いください

 鍼治療を行えるかどうかで受講料の差をつけておりますが、あくまでも八体質医学の基本は体質に合わせた食事療法にあること、またパッチや手技療法でも鍼に劣らない施術効果を得ることが可能ですので、医師・鍼灸師以外の鍼のライセンスのない方にも実際の治療や施術に活かすことのできる講習内容です。

 

 

中級講習会プログラム

 

治療総論

 

<第1回総論I(実習)>817()

八体質医学治療経穴の紹介と構造の解説

   八体質医学経穴の臨床応用法の解説

   難経69難75難との関係につい

   経絡の補瀉による適不均衡への改善法

   相火と自火の調節法について

   歯科領域への展開の可能性

   筋診断法の実習

   鍼治療への応用

   指圧療法への応用

   パッチ療法への応用

 

<第2回総論Ⅱ(実習)>1019()

各治療法の実習

   鍼管運用の実習

   指圧療法 パッチ療法の実習

   各治療システムの解説

基本法(K) 蔵系炎症法(Z) 腑系炎症法(F) 精神法(P) 

退行(再生)法(D) 活力法(V) 殺菌法(B) K’(免疫法)

D’(中風・神経変性法)P’(精神法副法)

   筋診断法の再実習

   脈診・パッチ診断の実習

 

 <第3回総論Ⅲ(実習)最終回 >3月予定

   膝軟骨再生と八体質医学・体質鍼指圧パッチ療法

   腸内細菌と軟骨代謝の関わり

   ホルミシスサポーターの応用

④ 大腿骨骨頭壊死の著明改善例

鍼治療 指圧療法 パッチ療法実習

中級セミナー総括 

 

治療各論

 

以下の手順で各論の講習を行います。(5回)

オンライン講習会  オンタイムで質疑応答あり。

参加できなかった方にはアーカイブをお送りします。ただし非公開が原則ですのでご協力をお願い致します。

時間は90分~110分が1講座となります。

最初に総論的なテーマ20分、その後、症例検討を2症例実施します。

 

八体質医学では食事指導が最も重要です。

体質医学経穴を応用した治療法は、東洋医学の古典に基づき、独自の自律神経調節の原則と、かつ西洋医学のある種の検査・治療法との協同の体制を尊重することにご留意下さい。

 

 症例提示(30分)と参加者の質疑応答(15分)

  症例紹介(主訴、病歴、食事歴)

  西洋医学的診断、検査データ(画像、血液検査等)の提示

  八体質食事指導内容

  八体質鍼治療・指圧パッチ療法の処方内容と症状経過

 

 

<各論第1回>921()

外来で非常に多い脊椎疼痛疾患について、長年の食事のミスマッチがどのように身体の歪みに関与しているのか、本人の身体の癖も踏まえて考察します。

I 脊椎疼痛疾患 椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症を中心に 画像診断提示

 脊柱管内血流改善および椎間板軟骨健全化に食事療法の効果は? Disc(椎間板)法としてのKZPB処方の意味は?

Ⅱ 難治性肩関節周囲炎(凍結肩)(水陽)に対する八体質鍼・指圧・パッチ療法のアプローチと治験例

 

<各論第2回>119()

自己免疫疾患を八体質医学的にどうとらえるか、食事療法がどこまで効果があるのか、膠原病の原因と食事の関連性、鍼治療と免疫療法の併用についてなどを一緒に考えていきます。

Ⅰ 多発性リュウマチ性筋痛症の治験例報告(水陰体質)ヘベルデン結節の併発への対応 ばね指の対応法

Ⅱ 木陰体質の両膝関節リュウマチ 食事療法とサイトカイン療法の併用で改善したがやむなく人工関節置換術に移行したケース

 <各論第3回>1214()

がんの治療、予防がどこまで可能であるか。体の毒素のデトックス、自己免疫力の賦活はどのようにして行い、評価するかを考えます。

Ⅰ すい臓がんの消退例の考察(水陰)

Ⅱ 舌癌、乳癌同時発症の術後(金陰) 八体質食事療法、鍼治療による再発防止のアプローチ

 

<各論第4回>118()

 血流改善の特効処方といわれるKZKVP法により、老年期の活力回復が多く確認されます。この処方の現在の老年医学への貢献は大きいものと期待されます。血流改善、動脈硬化改善効果があり是非活用してください。

Ⅰ 長年続いた眩暈の治験二症例とKZKVP法の処方構成の意味について考察

Ⅱ 老人活力法 深部静脈血栓改善法としてのKZKVP

  102歳(木陽)のBNP著明改善の報告と考察

Ⅲ 72歳(金陰)の30年来の糖尿病の治験例報告と糖尿病への効果の期待

 

<各論第5回>28()

体質別に木体質180/120 金・水体質160/100 土体質120/80が健康維持の正常血圧としています。しかし動脈硬化進行がないという評価を並行していかねばならず降圧剤・高脂血症薬の中止は慎重であることが必要です。

別にうつ病の治験例を紹介します。

Ⅰ 高血圧性頭痛(木陽)の改善例 降圧剤中止と鍼治療による血圧正常化症例

Ⅱ 高脂血症(金陰) 食事療法でLDLコレステロール185141に正常化した症例

Ⅲ コロナ感染後のうつ病を発症した青年(水陽)の治験例 αディフェンシンホルモンの復活についての考察

 

 

具体的症例ですが、中級講習会では当初お伝えするつもりだった症例を全部解説することができません。今回お伝えできなかった症例については講習会終了後、継続の症例検討オンラインセミナーの企画の中で考察していく予定にしています。

 

 


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コメント: 1
  • #1

    高橋嗣明 (火曜日, 01 7月 2025 08:29)

    よろしくお願いいたします